映画『武士の一分』観てきた

観てきたよぅ!映画『武士の一分』!
いやぁ、良かったぁ!
『大迫力!』的作品じゃないんだけれど・・・・
人間模様というか、気持ちが表情やカメラワークに
よく伝わってきたよ。
かなり練り込まれたシナリオから、監督や
スタッフの本気度が伝わってきたし。
ハデさはないけど、リアルな気持ちが伝わってくる
良い作品でした。


特に特筆したいのが、『役者 木村拓哉』の演技!
ビックリしたよ。
素直に『スゴイ!プロだ!』と思えたね!
暗闇の中に浮かび上がる、見えないはずの眼から
放たれる鋭い『眼光』は、 鬼気迫るものがあるよ。
松田優作もビックリ?(大げさじゃないんだってば!)



共演なされた『檀れい』も『緒方拳』も良かったし。
この作品の正しい見方は、ストーリー云々よりも
『表情』や『カメラワーク』から
『その人のその時の気持ちを読み取る』のが正解だと感じたね。
もち、ストーリーから出された結果の一つが
あの演技なのだから、それも『良い』証拠なのだが。
とにかく、観てる最中も気持ちを揺さぶる。
考えさせられちゃうよ。
さすが!山田洋次監督!



前評判がよろしくない、みたいなウワサ聞いてたのだが・・・
『華』というか、『ハデな爆発シーンやアクション』
が無いせいじゃないの?
時代劇にそんなんあるわけないやん!
ま、『ラスト・サムライ』みたいな展開も否定するつもりはないが。
アレはアレでそれなりに面白いと思ったよ。
でも、アクション重視のハリウッド作品に慣れた眼にはちょい
物足りないと思えるかも・・・・・・



が、そんなん関係ないよ!
と自信もってオススメできるね!
ハリウッド作品よりゼロ一つ少ない予算でも、
良作が出来るって証明してくれたよ。
とにかく大絶賛!映画館で観るのが大正解!



ところでよぅ、予告編で流れた『ゲゲゲの鬼太郎』実写版てナニよ?
『ウエンツ』主演?
ふざけろこのヤロ!ビデオになっても観てやんねぇぞ!
そんなんよりも『天才バカボン』を実写化しろ!
ホントに制作されても、
多分ワシは観ないけどね(笑)